こんにちは、心理学ライターのshinです。
突然ですがあなたは今、恋をしていますか?
しているよっていう方も恋を探してるよっていう方もいるかとは思いますが、好きな人に好きになってもらいたいというのは多くの人が思っていることなのではないでしょうか。
しかし恋愛についても研究が進んでいて実は恋って状況次第で作り出せるんじゃないか、みたいなこともわかってきているんですよ。
なので今回は相手が恋に落ちやすくなるようなテクニックをお教えします。
そんな夢のような話があるのかよって思った方も多いと思うんですが実はあるんです。
さて問題です。このある行動ってなんだと思いますか?
正解は、、、なんと相手をじっと見つめることだったんです。
そんなわけないじゃないかって言われそうなんですが安心してください、ちゃんとエビデンスありますよ(笑)。
目をじっと見つめると恋が生まれる!?
マサチューセッツ州クラーク大学のジェームズ・レアードはテレパシーの存在を確かめるという奇妙な実験をするとのふれこみで参加者を募りました。
研究者はテレパシーの実験のために任意に男女二人を組合わせて、お互いの絆を作るためにと称して数分間見つめあってもらいました。
その後二人は別々の部屋に連れて行かれて、一人は単純な絵を見せられ、もう一人はその絵を別室でテレパシーを使ってその絵を識別するように言われました。
しかし実はテレパシーの実験というのは見せかけであって怪しまれないようにとの口実てしこまれたものだったんです。
テレパシー実験を終えた後、参加者は自分と組んだ相手に対してどのぐらい好意を抱いたかアンケートに答えました。
その結果、、、なんと参加者たちは初めて会った異性に本気で好意を持ち、魅力的に感じていたのです。
まとめ
つまり相手をじっと見つめることが恋に落ちることにつながるってことが証明されたってわけですね。
これってすごいことじゃないですか?カップル同士はよくお互いの目を見つめあっていますが、その逆も成り立つことがわかったんですから。
恋愛では見た目のタイプや性格の一致、タイミングなどの様々な要素が絡んでいるのだと思われていますが、実は人間ってけっこう単純な要素で恋に落ちるんじゃないかってのが示唆されたってことです。
心理学の世界ではこのように感情や思考が行動に影響を与えているのと同様に、行動が感情や思考に影響を与えてるんだよってことがわかっています。
なので見つめ合うという好きな人同士がする行動を、お互い知らない状態で行うと「この人のこと好きなのかもしれない」と脳が錯覚する可能性があるんです。
とはいえ初対面でじっと見つめると怪しまれるので、あくまで気づかれない程度にコミュニケーションの一環として行うのがいいでしょう。
というわけで気になる人がいるって方はあくまでさりげなくアイコンタクトの時間を増やしてみてはいかがでしょうか。
参考文献:その科学が成功を決める